突然、日記を始めてみることにした。
ここ数年色々あった自分のことを整理したいな、と漠然と思い立った。
私は、アートや映画、旅が好きな主婦。
芸術系の短大を卒業し、田舎の小さなデザイン会社に就職。
その後、結婚し子供を2人授かる。
結婚後もデザイン関係や芸術系の施設でのパート勤務をしながら、子育てに奮闘する日々。
ごく平凡な生活を送っている。
日々、何か楽しいことはないか、魅力的なことはないか、いつも前向きに探している。
もちろん、悩みやストレスなどを感じながら過ごす事も多い。
だが、人生は一度きり。
楽しみながら乗りこなしていく方がいいに決まっている。
そういう思考にたどり着いたきっかけは、2年前に母を亡くしたことにある。
母が残してくれたもの
母とはとても仲が良かった。
よく一緒に出かけて、食事やアートやショッピングを楽しんだ。
いつも元気で明るく、愛情深い母が急に体調を崩し、そのまま他界してしまった。
病気は持っていたものの、まさかこんなにも急に、と、信じられなかった。
悲しさと悔しさでいっぱい。
今でも、毎日母のことを想う。
孫の成長もまだまだ一緒に見守ってくれるものだと思っていたし、やりたい事もたくさんあっただろう。まだ65歳だった。
母の分まで、人生を満喫させよう。
どんなに願っても、戻っては来ない。
だけど、いつも、私の中に母の言葉や声、優しさが残っている。
いつも明るかった母を思い出せば、辛いことがあっても乗り越えられる気がしている。
できれば、まだまだ一緒にたくさんの事を話して、共感して、笑い合いたかった。
今も母が生きていてくれたら、もっと楽しい日々だったと思ってしまう。
母の死をきっかけに、生死について考えないわけにはいかなかった。
いつかはやってくる死に対して、自分は準備できているのだろうか。
もっとたくさんの感動を体験し、たくさんの人に感謝を伝えなくてはならないと思う。
日記のように思うままに。
文章を書くことは得意ではないけど、日記のように思うまま、綴ることならできるかもしれない。
このブログでは日々感じたことや体験したことなど、記録として残していきたい。
自分でふとした時に読み返したい。
自分のためのブログにしていきたい。
もちろん共感を得てくださる方がいれば、もっと嬉しい。
自分なりにマイペースに。自分に正直に。
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